2024年度

公開体育 2024年10月4日NEW
Aさん(年長)として迎えた公開体育は、娘や家族にとって思い出深い一日となりました。
娘は指折り楽しみにしつつ、直前には不安や緊張も口にしていました。
20m走では、Dさん(三歳児)の時にはゴールテープを怖がりゴール直前で減速していましたが、Aさんでは新記録を更新できました。
身体以上に気持ちが強くなった、といいますか、元々の気の強さを発揮できるようになったなぁと感動しました。
特に印象的だったのは、パラウェーブでお友達が動きやすいようにするために、自分がどうしたらいいか、どんな声かけや合図をしたらお友達に伝わるだろうかとか考えていた点です。
先生方が考えてくださった「一歩近づき、力を合わせ、育ち合う」ことを娘なりに考えていたことが、一番嬉しく思いました。
演技が終わった時には、晴れ晴れとした本当にいい表情がありました。
今回、娘は自身にやり遂げる喜びや自信をプレゼント出来たように感じました。
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2021年度

卒園に寄せて 2022年3月28日
愛児園の卒園式を終えて、約1週間が過ぎました。
5年前、愛児園のホームページを見て『こんな素敵な園に我が子が通えたらどんなに嬉しいだろう』と思いを馳せていたことを昨日のように思い出します。
4年間、本当にお世話になりました。
日頃から『私たちも愛児園に通いたかった』とつぶやいている私たち夫婦ですが、改めて愛児園のすばらしさを先日語り合っていたところです。
HPを見てくださっている未来の愛児園っ子の保護者様も意識しつつ(笑)私たち家族が大好きな愛児園の素敵な所を書かせていただけたらと思います。
(たくさんありますが敢えて3つに絞ります)

1つ目めは、園全体が『モンテッソーリ教育』という土台の上で成り立っているということです。
モンテッソーリ教育、というと【おしごと】を意識される方も多いと思いますが、園生活は【おしごと】だけではありません。
園長先生が朝玄関で迎えてくださり、あいさつをするところから、お仕事、着替え、チャペル、昼食、歌、合奏、体操、お友達との関わりなど全て、モンテッソーリ教育を土台にした生活は、広がっています。
例えば、傘を畳むこと、自分の荷物は自分でもつこと、例え子どもにとって困難なことがあったとしても、先生方は【自立できるように】その子一人一人の『(やりすぎでもない、足りない、でもない)本当に必要な助け』を考え、「支え」「導いて」くださいます。
愛児園には何人かの先生がいらっしゃいますが、どの先生もその子一人一人をよく見て、対応していただいているところには本当に頭が下がります。
それは、プレクラスのN先生からのノートからもよくわかります。
プレさんの時からたくさんの先生方がきめ細やかに子どもを見てくださいます。

2つ目は、園と保護者が共通の認識をもって子どもと接することができるよう、先生方が工夫してくださっていることです。
愛児園には、お母さんたちが集まって園長先生とモンテッソーリ関連の本を読む「読書会」(任意参加)、園長先生のお話を聞く「ハンナの会」とお父さんも参加する「保護者会」があります。
ここで、私たち親は、園でどんなことが行われているのか、「モンテッソーリ教育の考え方を家庭でも取り入れる場合はどうしたらよいのか」具体的にとてもわかりやすく教えていただきます。
子育てをしていると、毎日があっという間に過ぎていきますが、こうやって時折自分たちのことを振り返り、また、夫婦で話し合う機会を頂けることは、とても貴重なことでした。
夫婦で共通認識の元、子どもたちとも話ができたので、子どもとの意思疎通が楽になりました。

3つ目めは、環境の素晴らしさです。
愛児園には四季折々のお花や果物、野菜が育ちます。
教会の方や園のスタッフの方々が大切に育ててくださっています。
(我が子はとれたてのスナップエンドウを園でいただいてから、スナップエンドウが大好物になりました!)
朝は、モッコウバラの素敵なゲートで園長先生が迎えてくださり、四季折々の草花に囲まれながら、お友達と園庭で遊び、時にジャガイモを植えたり、レモンやオリーブ、ブドウがなる様子を見たり、ミカンを採ったりと、自然豊かな生活を過ごすことができます。
愛児園の子どもたちは、身の回りにある自然に関心を向け、また大切にする心が育っています。

このような素敵な愛児園で過ごした一日一日は、親子共々、かけがえのない大切な日々でした。
その思い出は先生方の笑顔と共に、心豊かに思い出されます。
「初めてのことは苦手」「苦手なものは取り組みたくない」我が子でしたが、先生方は「成長の過程」と捉え、スモールステップで子どもを導いてくださいました。
そして、根気強く取り組んだお仕事、モンテッソーリ教育という大きな土台の元過ごした毎日・・・そういった1つ1つの積み重ねにより、我が子は今、少しずつ「やればできる」「がんばってみる」という姿を見せてくれ始めています。
これからどんな成長が待っているか楽しみで仕方がありません。

大切な幼児期にこのような素晴らしい園で過ごせたことは、私たち家族にとって、大きな糧となっていくと思います。
これからもたくさんのお子さんたちが愛児園に出会い、それぞれの個性を生かし生きていくことができますように・・・そして、子どもたちが大きくなってもいつでもまた愛児園という場所に帰ってくることができますように・・・心からお祈りしています。
4年間、本当にありがとうございました。
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娘の卒園に寄せて 2022年3月19日
コロナ禍という、経験したことのない大変息苦しい日々の中にあって、大きな混乱もなく無事にこの日を迎えることができた安堵の気持ちと、ともに過ごした子どもたちの希望に満ち溢れた凛々しい姿への喜び、そして親子ともに愛児園生活が本当に終わってしまったという寂しさが入り混じり、今、何とも複雑な気持ちです。
さて、わが家の話になりますが、我が家は二人の兄と娘の3人が愛児園でお世話になりました。
きっかけは、長男が生まれて間もない頃に、教会の友人からお声掛けいただき通い始めた東浦の母子クラス「ジョイクラブ」。
園長先生、S先生、Yさん方に温かく迎え入れていただいた穏やかな日々を思い出します。
それから指折り数えて14年…本当にあっという間でした。
我が家の3人の育ちを思い返しますと、家庭環境は目まぐるしく変わりましたし、子どもたちは三者三様に個性を発揮してくれましたので、上の子の時の経験を生かして…ということがあまり無かったように思います。
そんな我が家に寄り添い、ひとりひとりの子どものその瞬間に、また我が家のその時期に、必要なご助言とご指導、あらゆるサポートを下さった園長先生、朗子先生には感謝しかありません。
先生、「私たち夫婦も少しは成長できたでしょうか…?」(笑)
・・・・園長加筆「モチロン、立派に成長されましたよ!」
そして、いつも愛情深く柔らかに包み込んでくださった先生方、優しい眼差しとお声かけを下さった教会員の皆様、どれだけ私たちの心を癒し、子どもたちの心を豊かに育んでくださったことか、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
また、娘の在園中は、あまり園に来られなかった私ですが、娘の成長をも共に見守り、時に助けて下さったお母さま方、そして大切なお友達。
娘からは、微笑ましい光景や、お友達とのかけがえのないふれあい、お友達やお母さま方の愛が伝わってきて、毎日安心して送り出すことができました。
本当にありがとうございました。
兄たちの卒園後も続く交流で感じることですが、愛児園で育った子どもたちは、栄養をたっぷり注がれたしっかりした根っこを持っていると思います。
「僕は、私は、大切な存在だ」と感じることで、大勢の中で自分をしっかり持ちながらも、仲間を大切にできる少年少女へと歩みを進めていけるのだと思います。
長男は小学生になって程なくして、自分が愛児園で大切にそして丁寧に育まれていたことを実感したようです。
その気持ちを拙い言葉で話してくれた時の驚きを今でもよく思い出します。
(そしてそれは、後に私たち夫婦が娘の入園先について悩んでいた時期に「○○を愛児園へ通わせて」と背中を押してくれることにも繋がりました。)
これから先、共に過ごしたお友達やご家族の皆さんと、折に触れお互いの成長を喜び合える日を楽しみにしています。
最後になりますが、我が子も含め、これまで巣立った子どもたち、これから巣立っていく子どもたちが、安心であたたかなこの場所へいつでも戻ってこられるよう、知立キリスト教会ハレルヤ愛児園がいつまでも続いてゆかれることを心より願ってやみません。
先生方、まだまだ大変な日々が続きそうですが、どうかお身体に気をつけてお過ごしください。
14年間、本当に本当にありがとうございました。
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卒園を前に 2022年2月18日
もうすぐ卒園、と考えるだけで胸がいっぱいになってしまうほど、愛児園生活を通してかけがえのない時間を過ごしてきました。
特にこの1年は一つ一つの行事が終わる度、成長の喜びとともにこれで最後なんだという寂しさを感じています。
モンテッソーリのお仕事に関して、私が一番嬉しく思っているのは、一卵性の双子である娘たちが異なるお仕事に興味を持ち、それぞれの道を歩んでいったことです。
「Yちゃんは数のお仕事してるから計算が早いよね」「Wちゃんは時計のお仕事終わってるからわかるでしょ?教えて」など、お互いに認め合っている姿を見るとお仕事の内容以上の精神的な成長を感じます。
日常生活ではまだまだお互いを羨ましがり喧嘩も絶えません。
この先、双子だというだけで比べられてしまうこともあるかもしれません。
それでも、これからどんどん自分の道を進んでもらいたいと願っていますし、愛児園生活ではその土台ができたようにも思います。
子どもたちの『個』を大切にする、というのは双子を授かってからずっと続く私の課題ですが、愛児園では当たり前のように根付いている考え方だったように思います。
何かができるようになったことを褒めてもらうというよりも、その過程をよく見てくださっていて、どんなふうに頑張ったのかたくさん教えていただきました。
私だったら見逃してしまうであろう成長の瞬間をよく見て、一緒に喜んでくれた先生方には本当に感謝するばかりです。
そんな素敵な先生方からは学ぶことが多く、日頃の接し方からも保護者会などの勉強会からもたくさんのことを教わりました。
モンテッソーリ教育に関して、ほとんど知識のない状態で入園しましたが、今では夫婦共通の子育ての指針となりました。
何か迷ったときに、同じ指針を持った夫が話を聞いてくれるというのはとても心強く、たくさん意見を交わす中で夫婦ともにどこか成長できたように思います。
娘たちの卒園後、一番大切にしたいと思うことは、とにかく我が子を信じて見守り続けることです。
愛児園で過ごしたこの3年間で、娘たちにとってはもちろん、家族みんなにとっての基盤ができたように感じています。
環境の変化や子どもの成長に合わせて、関わり方は変わると思いますが、大切にしたいことは変わらず、娘たちが選ぶ道をいつだって応援していきたいです。
幼少期の大事な時期を愛児園で過ごせたことを本当に幸せに思います。ありがとうございました。
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公開体育の感想 2021年11月28日
満3歳で入園した娘は、公開体育の直前から二つの変化が見られました。
第一は、愛児園の坂を上り下りする時の縁石、駐車場の白線、家のフローリング…真っ直ぐな線を見つけると沿って歩かずにはいられません。
第二には、階段やステップ台、椅子、段差を見つければ繰り返し繰り返し登っては跳んでいました。
その姿を観て、運動の敏感期を楽しんでいるなぁくらいにしか思っていませんでした。
そして迎えた公開体育の日。
娘は、いくつかの器具運動から平均台を選び、慎重にその上を渡りきりました。
跳び箱運動では、跳び箱にのぼり両足でジャンプ!この二つの運動を敏感期という視点から捉えると、私にとって貴重な気づきありました。
娘自身が敏感期に即して「選んだ」動きが、日常生活の中でも顕著に表れました。
それは一か月以上経った今でも続いています。
娘の姿から、公開体育はその場限りの行事ではなく、子どもの敏感期に寄り添い、それを発揮する機会であり、終わっても続いていく…と私は感じています。
そんな娘の姿が楽しみで、朝早くに登園して坂を上り下りしたり、車のない駐車場の白線を歩いたりする日々が、とても貴重なものに思えるのです。
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親子遠足の感想 2021年10月18日
コロナ禍の中での親子遠足でしたので、車酔いの酷い私には苦手なバス移動がなく現地集合でしたので親も子どもたちもリラックスした状態で参加できたと思います。
イルカやペンギンのショーは愛児園のみんなで観る事ができ、それ以外は親子での行動だったので、子どものペースで好きな場所を回る事ができました。
「ママ~こっちおいで~」と十数回は聞きました。
息子とのデートとても楽しかったです。

帰ってきてからも「またビーチランド行きたい」と毎日のように言っています
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2019年度

卒園に寄せて 2020年3月25日
「ゆったりと育まれた3年間」
この春、長男が愛児園を卒園しました。
入園したばかりのDさんの頃、Aさんはとても大きくてカッコいい存在でした。
そんなAさんにまさか我が子がなっているなんて、信じられない思いです。
Dさんの頃の写真を見返すと顔もぽっちゃり、体操服もブカブカだったのに、いつの間にこんなに大きくなったのか…。
毎日見ていると気がつかないけれど、息子なりの成長を日々確実に積み重ねてきたのだなと改めて思わされます。
第一子ということもあり、特に息子のことは心配ばかりしてきたように思います。
一つのことに熱中するあまりに周りが見えなくなる、執着して気持ちが切り替えられない、などなど、息子の欠点と思い、何度も先生方に相談させていただきました。
その度に、「大丈夫ですよ。その粘り強さが智希くんの強さですよ。最初からまん丸の子はいないんです」と励ましていただきました。
その言葉通り、息子は一つ一つのことを粘り強くやり遂げる子に育ってくれました。
気持ちの調整も少しずつできるようになり、心配だった面が段々と良い面として現れてきているように思います。
今では頼もしいお兄ちゃんと感じる場面も増えました。
Dさんの頃はブランコが少し揺れるだけで怖がってすぐに降りてしまっていた息子が、今ではブランコをビュンビュン漕ぎ、連続逆上がりまでできるようになり、縄跳びも得意になりました。
体を動かすことを目一杯楽しむ姿は、3年前からは想像できないことでした。
お仕事でも、Dさんの頃に「円錐」という言葉を覚えてきたときは耳を疑いましたが、大人の方が無意識に「これはまだ理解できるはずがない」と決めてしまっていることに気がつきました。
その後も「知りたい!理解したい!できるようになりたい!」という息子の気持ちを満たしていただき、数のお仕事や国名など親もびっくりするほどたくさんのことを覚えました。
「敏感期」という言葉の通り、子どもの無限の可能性を楽しむことのできた3年間でした。
また、下の子と一緒にブランコに乗って漕いであげるなど、優しくする場面も見られるようになり、何より嬉しく感じました。
そのどれもが一気にできるようになったのではなく、そこに至るまでに、縄の扱い方や鉄棒にぶらさがることから始めて、発達段階に合わせて小さな一歩を先生方が丁寧に導いて下さったおかげです。
お仕事も教具を通して自分の感覚をじっくり磨き、一つずつ段階を踏みながら取り組ませてくださいました。
親としては「いつの間に!」と感じるような成長の裏には、毎日毎日の先生方の温かいたすけと息子の粘り強い取り組みがあったことを覚えます。
数々の「できた!」を毎日重ねて、息子は自分の力を精一杯使い、できるようになる喜びをたくさん味わうことができたと思います。
初めての運動会の20m走で息子が転んでしまったとき、一緒に走っていたお友達が心配して待ってくれていたり、優しいお友達と一緒に過ごせたこともありがたいことでした。
親から離れて歩いていく初めての社会である愛児園で大切に育てていただいたことは、今後の息子の人生にとって大きな財産になると思います。
また、ハンナの会や読書会などで、親自身の気づきを深められたことも感謝でした。
私も一つ一つチャレンジすることで子どもをたすける姿勢を育んでいただいたように思います。
まだまだ発展途上ですが、これからも親子ともに、毎日を積み重ねてゆっくりと成長していきたいと願っています。
卒園式で話していた息子らしい将来の夢は、愛児園でじっくり自分を見つめ、育ててきたからこそ持てた夢だと思います。
今後の彼の選択を応援し続けたいと思います。
最後に、教会の周りの花壇や畑が子どもたちは大好きでした。
季節ごとの綺麗なお花や果実、お野菜…生命あふれる環境で遊んだ降園後の時間も良い思い出です。
その環境を整え奉仕してくださっている方々の静かな愛情も、子どもたちはきっと心の奥深くで受け取っていると思います。
先生方や教会の方々の温かい見守りと育みに心から感謝しています。
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卒園記念
卒園式を迎え 2020年3月21日
今年も卒園式を迎えました。卒園は3人でしたが、それぞれ個性豊かに成長しました。
後輩たちに、Aさんの力強く、一つ一つ真剣に取り組む姿を残してくれました。
きっと、小学校でも個性を発揮しながら、自分の道を歩んでいくと思います。
新型コロナウイルス感染の拡大が心配ですが、アワナクラブで元気な姿を見ることが楽しみです。
これからも、ご家族の祝福を祈り続けます。
いのちの躍動と、素敵な育みを見せていただき、私もとても幸せな気持ちです。
園長
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2017年度

卒園に寄せて 2018年4月
「いよいよ親子共に卒園」
長女が入園してから数えると10年余り、長い間大変お世話になりました。
次男の卒園と一緒に私もいよいよ卒園、寂しく思っています。
卒園前のある朝も、お弁当を作り送って行く車中で息子とあれこれ話しながら、こんな時間ももうなくなるんだなと思いジーンと来ていました。
長女の頃は第1子ということもあり無我夢中で、特に入園したばかりの頃は長男を抱っこしながら、疲れて機嫌が悪くなった長女を抱え、私の心は半泣き状態で降園する事も度々でした。
長男の登園時は行きたくないという日もよくあって、車からおんぶで門まで行く日が続いたこともありました。帰りは帰りで楽しくて帰りたくないと駄々をこね苦労したことを思い出します。
次男になってなってようやくゆったりとした気持ちで園生活を過ごせたような気がします。
次男は、うちでは末っ子ということで勝気な面があり上の子達ともほぼ対等なのですが、BさんAさんと成長して行くに従って心の面でも安定し、縦割りの中でお世話をする経験もたくさんしながら、慕われるような存在に成長してくれたこと、親として嬉しく思っています。
また特にAさんになってからのお仕事では、新しい世界にどんどん興味がわく様子も間近にいて感じました。

沢山の思い出があるのですが、今でも思い出すシーンがあります。
長女が入園してすぐ里帰り出産でしばらくお休みし、また戻ってきた日のことです。
少し遅れて登園すると、園庭でお友達が体づくりやお外遊びをしていました。長女に気づいたお友達みんながすぐ「〇〇ちゃーーーん!」と駆け寄ってきてくれたのです。
私もきっと長女も久しぶりの登園で緊張していたと思いますが、一気に心がほぐれ笑顔になったのを覚えています。
先生方をはじめスタッフの皆さん、そして一緒に見守る保護者の方々のあたたかい眼差しに、ありのままを受け入れてくれるという雰囲気があり、園のお友達の中にもそういう空気が流れている…象徴的な出来事で、在園中、常に感じていたことです。
小さな園で、皆が家族に近い距離感で、子どもはもちろん親の私が落ち着いた気持ちで過ごさせて頂いたことも本当に感謝でした。
また、愛児園にはモンテッソーリ教育と教会というしっかりとした軸があり、ハンナの会や保護者会などでたくさんの気づきをいただきながら、私自身が子どもと一緒に成長させてもらえたなぁと思っています。
園では整えられた環境での保育をしていただいているのに、家庭ではなかなか難しいことも多く、ついつい手を出し過ぎてしまったり、信じて見守ることができず焦ってしまったり…の連続でしたが(今でも)、先生方には子どもの応援団としての寄り添い方のアドバイスをいただき、何度も励ましていただきました。
卒園に際し振り返ると、すぐそばにいた子どもたちが、親の元から離れては戻りを繰り返して、自律を身につけながら一歩づつ自立していっているのを改めて実感しています。
愛児園で過ごした日々が、きっと子どもや私にとってかけがえのないもので揺らがない土台として、これからもずっと支えてくれると私は信じています。
本当にありがとうございました。
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卒園に寄せて 2018年2月
「愛児園生活を振り返って」
卒園するにあたって、入園当初のことを振り返ってみました。
娘の学年は人数が少なく、他の同級生は男の子一人。2人だけの学年でした。お友達がたくさんできなくて娘が寂しい思いをするのではないか?と心配しながらも入園させたことを思い出しました。
そんな不安も、今となっては全く問題なかったのだと実感できます。それは愛児園の縦割り保育のおかげだと思っています
わが家は一人っ子なので、普通に生活をしている分には上の子、下の子とかかわることはほとんどありません。
しかし、愛児園のおかげでとても社交的で友好的な面が育ってくれたのかなと思っています。
縦割り保育の良いところは、上の子が下の子の面倒を自然とみるようになるところだと思います。入園当初から、上のお友達が娘に、あれこれとお世話をしてくれたようです。家に帰ると、「お姉さんの、〇〇ちゃんと一緒にお弁当食べたよ」と嬉しそうにお話をしてくれることも多かったです。
上のお姉さんにやさしくしてもらう経験をしているので、、Aさんになった今では、下の子のお世話係を楽しんでやっているようです。毎日、〇さん、〇さんに今日どんなことをしてあげたとか、誰とお弁当を食べたとか、時にはお世話するのが大変だった!なんていうお話もしてくれます。
今では公園に行けば、初めて会うお友達でも、すぐに仲良くなることができるし、近所の子どもとも毎週のように遊んでいます。年上の小学生のお友達でも、歩きたての1歳過ぎのお友達でも、自然と一緒に遊べるようになっているのは、親ながらすごいなと思っています。
お仕事の面でもAさんになってからは、積極的に取り組む姿勢が見えてきたのが嬉しいです。「お仕事できた!」「難しくても楽しい」という発言が出てきて、親としてはうれしい限り。
実のところは、娘は少しできないお仕事があると、「愛児園に行きたくない」「お仕事が嫌だ」と泣き言をいうことが、しばしばありました。Cさん、Bさんのころは朝から「行きたくない」と言う娘と押し問答をして、励ましたり、時には泣きながら連れていくこともありました。
実際、楽しくやっているお仕事もたくさんあったのでしょう。もしかしたら、娘の性格的には出来ないことにとらわれて、頭がいっぱいになってしまっていたのかもしれません。
毎日の押し問答につかれていた私は、「無理にお仕事をさせて、可愛そうかしら」と思ったり、「これでいいのかしら」と悩む時期もありました。特に、数のお仕事に関しては苦手意識があるようで、「できないから嫌だ」という発言は多くあったことを覚えています。
ところが、Aさんの夏休み明けごろから、突然「数のお仕事楽しい」とお話をしてくれ、親としてはびっくりしました。継続して取り組めば、出来ることを実感した娘の発言をうれしくかみしめたのを今でもよく覚えています。
そして、なにより粘り強く、苦手意識のあるお仕事を勧めてくださった先生方には感謝しています。
家では嫌な事、出来ないことを、親が勧めるのはとても難しく、なかなかできません。無理にすると親子の感情もあってケンカになってしまうこともしばしば。そんな中、愛児園の先生方から冷静に、励まし、勧めてくださる姿勢はとてもありがたいなぁと思っております。
長いようであっという間の3年でした。特に最後のAさんの歳はとても早く過ぎた感覚があります。愛児園のゆったりとして、穏やかな空気が流れる雰囲気を卒業してしまうのは少しもったいないと思う今日この頃です。
三年間の幼児期の貴重な時期をこちらで過ごさせていただいた経験は、親子共々一生残る思い出になりそうです。
ありがとうございました。
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2016年度

愛児園クリスマス 2016年12月
「クリスマス会の感想」
子供たちが演じてくれた「クリスマスの贈り物」
とても上手くやっていて、至る所にかわいらしさも有り、最後までまさに釘付けで見させて頂きました。
ゴーイングマイウエイのかわいい羊さんたちを見て、思わず『かわいい!!』と声が出てしまいました。
愛児園に入園し、長い間自分から話す事のできなかった娘。立派にナレーター役をやっているのを見て、いろんな意味で大きくなったなと感じとてもうれしく思いました。
みなさんのおかげで、娘も大きく成長しているなと実感できる1日でした。
保護者が演じた劇の感想はというと、これは結構大変でした。
最初は1行だったセリフがどんどん増えていって正直あせりました。
とは言うもののワイワイと楽しく練習できなんとかそれなり?に、演じることができ楽しい思い出となりました。
前年度の、伝説の名演技、強烈な印象を拭い去る事には貢献できたと思っています。
以上がクリスマスの感想です。
パパ
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公開体育に寄せて 2016年11月
「公開体育の感想」
今年も公開体育に参加させていただき、感動・感謝・期待で胸がいっぱいになりました。
Aさんになる年長の息子は、お調子者で家でもふざけている事が多いのですが、公開体育への意気込みはとても強く、当日は観客が多い事もあり大変緊張した面持ちで頑張っていました。
20m走では、普段見ることが出来ない真剣な姿や、人との比較ではなく自分の結果に満足する表情、また一生懸命頑張るお友達を全力で応援する姿を見て、園生活での豊かな育みに感謝しました。
Dさんになる3歳の娘は、初めての公開体育参加でしたが、指先までしっかり伸ばし、力いっぱい体を動かして楽しんでいました。
まだ参加できる種目は限られていますが、年上のお兄さん・お姉さんの競技を憧れいっぱいの表情で見守っている娘の眼差しを見て、今後の成長がより一層楽しみになりました。
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公開体育に寄せて 2016年11月
「公開体育の感想」
「運動会のテーマは『のばす』だよ!」と年長のAさんの娘が教えてくれました。公開体育の10日前頃から寝る前にパラウェーブの曲と体操の曲を指先までピンピンに伸ばし、踊るのが日課になっていました。
公開体育は『スマイル』の体操からスタートしました。朝の緊張した表情から、いつもの表情に戻り、指先までピンピンに伸ばし楽しそうに体操をしていました。
20m走ではDさんの可愛らしい走りをみて、初めての運動会を思い出しました。娘の一生懸命走り抜ける姿に成長を感じました。3才の息子は走る姉をみて、「はやいねぇ」とつぶやいていました。
パラウェーブでは始まる前にペアの友達が娘に「がんばろうね!」と声をかけていて、頑張るぞ!!という意気込みが伝わってきました。曲が始まると一つ一つの動きを丁寧に一生懸命取り組む姿に感動しました。
普段の子どもたちの様子と一生懸命な姿と成長を観ることが出来て良かったです。ありがとうございました。
そして、日々子どもに寄り添い丁寧に関わり、支えてもらっている先生方に感謝します。
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公開体育に寄せて 2016年10月
「公開体育の感想」
今年の公開体育は開会式から子どもたちは伸び伸びとして、いつもの表情を見せてくれていました。
まさにテーマの「伸ばす」にぴったりだな、と個人的に思いました。
昨年は慣れない環境からか、固い表情だった娘にも、今年はいつもの環境の中での発表会で、自然な笑顔が見られました。
中でも娘はリズム体操『スマイル体操』が大好きで、毎日家で踊っていました。
当日も家と同じように、園庭で音楽に合わせて楽しそうに踊る姿がとても印象的でした。
愛児園の公開体育の徒競走はお友達と競うのではなく、自分のタイムと競うところが他の園と大きく違うところだと思います。
とはいえ、うちの娘はまだお友達に勝つことが気になるようでした。お友達より遅かった娘は悔しさいっぱいで落ち込んでいました。
まだ年中のBさんなので自分の記録を伸ばすことの意味よりお友達に勝つことが気になるのだと思います。
しかし、年長のAさんを見ていると、自分の記録を超えることの意味を理解しているのがわかりました。
1学年違うと成長もこんなに違うのかと、感心しました。
来年は自分の記録に挑戦する意味が解ってもらえるかな、と親としては期待をしております。
他にも吊り輪、平均台、マット運動では、去年出来なかったことができるようになり、次の課題に挑戦している様子が見られました。
手をつないでもらわないと怖くて渡れなかった平均台も、一人で歩き、後ろ向きに歩く事にも挑戦していて、1年の成長の大きさを感じました。
間近だったので、園児の一人一人の動作、表情を見られ、園児の生き生きとした「やったね!出来た!」のうれしい気持ちを他の保護者の方とも共有できる素敵な一体感がありました
また来年はどんな成長を魅せてくれるか楽しみです。ありがとうございました。
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2015年度

卒園に寄せて 2016年4月
「卒園に寄せて」
長男が卒園し、今思うことは、たくさんの感謝の気持ちと私も愛児園の卒園生になりたかったと☆
全く私と性格の違う長男。
猪突猛進イノシシ年の私と、いつまでも草を食べているウシ年の長男。
クリスマス劇アルタバン物語の主役を決める時も、長男以外のAさん男子は皆やりたくてジャンケンしたと聞き、「アルタバンやりたくなかったのかな?」と聞くと、「うん、台詞多いし、博士でいい。あとね、ナレーターも台詞多いんだよ。だから博士でいいの。」とのこと。
その気持ちに寄り添うものの、モヤモヤ。
朝の支度も言われなくては動けない。
また今日も最後は怒鳴ってしまう日々でした。
朗子先生に何度も相談し、最終的には一度大遅刻をしてみてはと提案いただきました。
しかし、この世で遅刻が1番嫌いな私。それだけは出来ませんと思っていました。

しかし、卒園式まで後2ヶ月のとある晩。
このままではいけないと焦り、急に明日大遅刻をする決心をし、朗子先生にLINEで伝えました。
朝、長男を起こし、「今日はママは支度のことを何も言わないので、自分で考えて行動してください。全部準備が出来たら、愛児園に行くので声を掛けてね」と伝えたら、「はーい」との返事。
余裕の返事と比例し、余裕のゆっくりさ。
登園時間終了の9時になっても、まだ準備はできておらず、「あ、9時だ。仕度が遅いから遅れますって愛児園に電話した方がいいかな?」と言うと、「うん、そうして。門で立ってる園長先生にも悪いしね。」と言い、寝転がりながらDVDケースを拭いている長男。
しばらくして、ゆっくり準備し、愛児園に着いたのは10時過ぎ。園長先生は園庭で作業してくださり、朝の挨拶を悪びれることもなく終え、中に入る長男。
園長先生に遅刻の事情を話すと、うーんと難しい顔をされ、ある情報を与えたからと言って、すぐにそれが行動に繋がるかは分からないですよとのこと。
仮に私はそれができるけど、彼の性格ではどうなのかと言う意味でした。
どんよりしている私に、朗子先生が彼と話し合うと思いますよとお伝えくださりました。
お迎えの時に、朗子先生が、長男と話しをしたので3人で話しましょうと言ってくださり、長男の第一声が「目覚まし時計を買ってください」でした。
朗子先生はいくつかのことを指示してくださりました。
・目覚まし時計は今日買いに行くこと
・目覚まし時計は長男が止めること
・タイムスケジュールを長男と決め、大きく3つの区切りにすること

早速時計を買いに行き、家で何度もジリジリ鳴らしていました。
タイムスケジュールを決めてもらいました。
・6時起床
・6時20分までに洗面、着替え、ご飯終了
・6時40分までに歯磨き、園の支度などすべて終了
何度確認しても、これで出来ると言う長男。
それではやっていただきましょうと、期待せず、次の日を迎えました。
なんとやり遂げてしまったのです。
正確に言うと、トイレの時間を入れなかったので、5分オーバーでしたが、6時45分には完了し、約1時間半大好きな本をずっと読んでいました。
次の日も、また次の日も、この日以降、遅刻することはなく、1番で登園する気持ちも芽生えていました。
長男と私では解決できなかったと思います。

長男より1年前に卒園した男の子が最近こんなことを言っていたそうです。
「僕のことを1番良く分かっている先生は、朗子先生だよ。」
愛児園の存在に感謝です☆
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卒園に寄せて 2016年3月
「卒園に寄せて」
卒園式から数日が経ち、親子共々じわじわと実感と淋しさが湧いてきています。いただいた卒園記念DVDを見るとCさんの頃はみんなまだ本当にちっちゃくて、共に大きくなったんだなぁと感無量です。
〈それがモンテッソーリ〉
Bさんの頃一時ハサミのお仕事にはまった我が子。参観の後思わず朗子先生に「娘はハサミばかりしていますが将来は切り絵師になるのでしょうか」とモンテッソーリ的にはかなり頓珍漢な質問をしました。朗子先生は一瞬面食らわれたようでしたが、ハサミがこの先のお仕事の基になりつながっていくこと、心を育てることを丁寧に時間をかけて教えてくださいました。
やりたいことを思う存分気が済むまでできる幸せな環境に娘が羨ましくなりました。
そしてたくさんのお仕事やモンテッソーリ体操を経験し、毎日チャペルで聖書のお 話を聞き続けた今、卒園児には観察力、集中力、理解力、表現力、記憶力、その場にじっととどまる力などなどが育まれたように見受けられます。心も成長したなぁと思います。
〈朗子先生のこと〉
参観のたびに「朗子先生には後ろにも目がついている!しかも魚眼が。」と思ったものです。
どの子が今何のお仕事のどのあたりをやっているかをすべて把握していることはもちろんのこと、お友だちといさかいをしたり、その場にそぐわない行動をしている子を見逃さず現行犯で捕らえ、丁寧に向き合っていらっしゃいます。頭も口も常にフル回転。しかし口調はあくまでも穏やかです。
長年の厳しい(と聞く)モンテッソーリ教師の研修、修練、経験を積んでそうなられたのでしょう。
(藍先生もその道を歩まれ始めました。藍先生も立派なモンテッソーリ教師になられることをお祈りしています。)
その情熱的かつ忍耐強く丁寧なご指導のおかげで娘の中に「自分」という花の根っこがしっかりと根づいてくれたと思います。本当にありがとうございました。
〈園長先生と愛児園の子供達〉
園長先生といえば「欠けがあってもいいんですよ」という言葉にホッとして肩の力が抜けたお母さん方は多かったと思います。私もその言葉に何度も励まされてきました。
とても熱い先生で、愛児園に心血を注がれ、牧師としてご多忙な中、毎朝園児を出迎える前から多くの時間を愛児園の親子のために使っていらっしゃいます。
お母さん達の子育てが少しでも楽になるようにと開催してくださっている毎月のハンナの会や両親のための保護者会で学んだことを実行してみて、私も(ほぼ)静かな口調で穏やかに子育てができました。
そのご尽力の甲斐あって、愛児園の子供達は自分が自分であることを喜び、自分もお友達のことも大切にする子に育っていると思います。
それぞれ違うカラーを持ちながら、お互いを思いやり助け合っている場面に何度も心がほっこりしました。
そのような人はどこに行っても歓迎されその場を明るくするでしょう。
愛児園の子供達の将来が楽しみです。
〈大切な幼児期に〉
ほかにも、ちいろばの頃からお世話になったいつもニコニコ明るく元気な佐野先生、Aさんの時の運動会で娘の成長ぶりに涙ぐんでくださったプレさん時代散々お世話になった紀子先生をはじめ、いつも優しく穏やかで個性豊かなスタッフや教会員の皆々様が温かく見守ってくださいました。
最も大切な幼児期にこのような良き環境で、たくさんの愛を受けてスクスクと育ったことは娘にとって一生の宝物になることでしょう。
愛児園に通わせることができたことは私たち親からのかけがえのないプレゼントになったと嬉しく思います。
出会えた幸運と受け入れてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
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クリスマス会の感想② 2016年2月
 『2015年愛児園クリスマスに参加して』
「ことしは おかあさんたちも クリスマスげきを いっしょにするんだって」
ある日、わが子がこんなことをお知らせしてくれたのですが、きっと何かの聞き違いだろうと思っていました。
ところがこの後、親も参加型のクリスマス劇をする、という正式な発表がありました。
発表会場はざわめきましたが、私の感じたところ、口では「えー」と言いながらも、誰も嫌がっている様子はありませんでした(笑)。
時間がとれない中、どうやって親が劇に参加するかというと、こどもが演じる劇の中に、親たちが演じる『生誕劇』をサンドイッチにするということ。
練習時間は当日の朝60分のみ! 
2チームに分かれて、それぞれ「マリアの受胎告知」「東方の博士が誕生したイエス様を拝みに行く」という二つの聖書箇所を演じます。
配役、演出などすべてお任せ! 
何もない状態から、一時間で本番にのぞむ!
手に汗にぎる創作作業が始まりました。どうしようどうしよう、とやっている時間はありません。
普段から密に繋がっているお母さんたちが先導をとり、配役決め、演出、ヘルプなどなど、いい具合にドンドン進んでいきます。
(こちらのグループは強いママたちがそろっていた、という噂も…(笑))
「声が小さくて何言ってるかわからない」  
「笑いながらやらない」と厳しい舞台監督のママの声に、素直に「はい!」と従うパパたち。
「いい舞台をつくる」というひとつの目的のため、それぞれの持ち味を生かしながら、みんな真剣に、かつ楽しみながら60分をやり抜きました!
普段あまり話さないお父さんたちの距離もグッと縮まりました。
さて、この『アルタバン物語』ですが、目の前の困っている人を次々と救うことで、イエス様に会いに行くという大いなる願いが実現させられずに一生を終えてしまう男の人の話です。 お話を聞いて、二つの候補から子どもたちが選んだそうです。
一見地味で悲しいお話ですが、尊い行いに心動かされたのでしょうか。子どもたちの選択に静かな感動を覚えました。
衣装も用意されて本格的な舞台の始まりです。
花形二大スター!を有する最初のチームが観客の心をがっちりつかみ、両チームとも素晴らしい出来栄えです。愛児園保護者の底力はスゴイ!
こどもたちも、パパやママがこうしてみんなの前で堂々と演じている姿をみて、何かを感じ取ってくれたのではないかと思います。
終わってからも興奮冷めやらず、夫婦の話題作りにも一役買ってくれました。
こんな思い切った企画を発案して下さった朗子先生。
それを採用して下さった懐の広い園長先生。
そして60分であんな立派な劇が作り上げられたのは、衣装を始め、他の細々した段取り設定など、しっかりした準備があったからだと思います。
準備に携わってくださったすべての方々にお礼を申し上げます。
我が家にとっては、最後のクリスマス会でしたが、インパクトのある、思い出深いものになりました。
素敵な思い出をありがとうございました。
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クリスマス会の感想① 2015年12月
 『クリスマス会の感想』
「アルタバンになったよ」と帰ってきた息子に、母親の私が最初に思ったのは、「えっ、大丈夫?アルタバンは主役でセリフも多いって聞いたけど。覚えられるの?」でした。
しかし、親の心配が子供に伝わってはいけないと思い、自然に振る舞いました。案の定、アルタバンの台本は分厚く、沢山の場面に登場していました。
「お母さんと一緒に練習してね」と先生から言われたのにもかかわらず、息子は一人で、台本をぶつぶつと読み、2日ほどで全部覚えてしまいました。
頭の固い親のほうが、感心しました。その旨を先生にお話しすると、「モンテッソーリで学ぶ子は、自主学習ができるのよ。」と言われ、毎日のお仕事の積み重ねが、こんなにも子供の中に育まれるものなんだと感心しました。
その後は、園での練習を重ねる息子に、「頑張ってね。応援してるから」と伝え、当日を迎えました。
当日は、保護者の降誕劇と子どもたちのアルタバン物語の合作がプログラムの中心でした。保護者は、配役決め、衣装決め、リハーサルと1時間もない中での当日準備でしたが、その演技の素晴らしいこと。
本当にどの保護者も熱演で、爆笑の渦でした。皆さんの知らなかった能力を見せていただきました。
一方、子どもたちは、有志のお母様方手作りの衣装を身にまとい、どの子も、とてもかわいらしく、また誇らしげに見えました。息子もそれぞれの場面で、ふさわしくセリフを話し演技をしていました。最後、アルタバンは死んでしまうのですが、その場面がとても心を込めてセリフを言っているような気がして、頑張った姿を見ることが出来、うれしかったです。
最後、子供たちが全員で「♪ぼくたちは イエス様から 愛をたくさん受けたのだから ともだちを助けてあげたい これこそ愛」と声高らかに賛美する姿を見て、胸が熱くなりました。
プレゼントをもらう事がすべてのこの世のクリスマスの中にあって、もちろん、プレゼントも大切だけど、自分たちも分け与えることが出来るのだと賛美出来る子供たちは、本当に豊かだなぁと思いました。
クリスマスの劇に挑戦したことが、息子の自信になったと思います。よい機会を与えて下さって感謝します。
そして改めて、卒園までの残り少なくなった園生活を大切に過ごしてほしいと思いました。
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運動会の感想② 2015年11月
 『運動会』に寄せて。
今年の彼女は、キラキラと輝いていました。 何よりも心が、伸びやかでした。
心が自由になったことで、体を存分に動かし、楽しみながら、ひとつひとつのことに向き合っていました。今、とっても楽しいんだよ♪ そんな想いが、彼女からは溢れていました。
1年前には、全く想像も出来なかった笑顔です。1年前、彼女はお友達と一緒に体を動かすことが、ほぼ出来ませんでした。やるべきことを、頭では理解していたようですが、心のハードルは高く、ただ1人、身動きせず、立ち尽くしていました。そこから1年という時間の経過と共に、彼女は大きく育まれてきました。
園生活の中で、お仕事に取り組み、体育に取り組み、ゆっくりではあったけれど、丁寧にひとつひとつのチャレンジを積み重ねました。もちろん、お友達との関わりも楽しめるようになってきました。そういう繰り返しの中で、少しずつ、彼女を縛っていた心のハードルが下がっていったように感じています。
そして、今!を逃さずに、にこにこしながら、飛び越えることが出来ました。
『真央ちゃんのご準備が、ととのうときを待ちましょう』と、そのままを受けとめて、一緒に待ってくださった先生方の育みに、深く感謝しています。
『今、ありがとう』が心に響く、とても素敵な運動会でした。
ありがとうございました。
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運動会の感想① 2015年10月
 今年は我が子が年長児のAさんとなり、愛児園で最後の運動会となりました。毎年Aさんの組み体操やパラウエーブは素敵で、今年のAさんはどうかな、我が子は?と気になりつつ、楽しみにしていました。先生のお話では、本当は組み体操かパラウエーブかどちらかを子どもたちが選んでするとのこと、でも今年のAさんはどうしても両方やりたいというので、先生が大変な中どちらもご指導下さいました。ここでは、Aさんの組み体操とパラウエーブを中心に感想を述べたいと思います。
【組み体操】
我が子は体や運動面の発達はゆっくりで、夏休み前まではブリッジなども難しい状態でした。夏休み頃から、先生に「おうちでもやってね。」と言われたと、腹筋、背筋、腕立て伏せなどをするのが寝る前の日課となりました。始めは腹筋を数回するのも大変だったのですが、目に見えて筋力がつき、皆と組み体操をするのに困らないくらいになってきました。また、親が言わなくても毎日欠かさずする姿に、自分のやるべきことを自ら続けていく力が育っているなぁと、我が子の成長を感じさせられました。 今年の組み体操では、ドラえもんの道具を次々と見せてくれました。ドラえもんをやりたいと決めたのは子どもたち。子どもたちがドラえもんの中に出てくるどんな道具をやりたいか、それはどうやったらできるかと、話し合いの中で作り上げられたそうです。我が子も、他のAさんも、日々の練習の成果をしっかりと見せてくれました。自分の体、友だちの体をしっかりと支え、きれいな形になっていました。組み体操の最後、Aさん全員で手をつないでみんながとてもいい笑顔だったことが印象的です。「仲間と一緒に」作り上げられたこと、感謝です。
【パラウエーブ】
パラウエーブは、二人で1本の布、今年は10人で5本の布を使って動きます。愛児園でモンテッソーリ体育が取り入れられるようになって、毎年Aさんが取り組むのですが、この中で数学的思考が育まれるそうです。自分が、全体の中でどの位置、どの運動をすればよいか、布の組み合わせで作るさまざまな形、きれいな形にするにはどうすればよいか、どう調整したらよいか、子どもたちは考えて動きます。後日、保護者の学びの時間に、大人もこのパラウエーブを経験したのですが、自分が全体の中の大切な役割を持っていること、そのために考えて動かなければならないこと、そうやって皆で作る楽しさは特別なことを体感しました。子どもたちが真剣な目つきで取り組み、「パラウエーブは大好き、面白い、楽しい!」と言うわけが分かった気がします。 運動会で見せてくれたパラウエーブは素晴らしい出来で、本番が一番良かったとのこと。練習ではいつも最後が曲と合わず、子どもたちもなんとか合わせたいと思っていました。その気持ちを先生が汲み取ってくださり、どうすれば子どもたちに一番分かりやすいか考えに考えられ、そしてアドバイスされたことが子どもたちの中にしっかりとはまって本番は成功!というドラマがありました。 子どもたちが、このようにして日々を積み重ね、心も体も育まれてきたことに感謝です。

今年の運動会のテーマは「いま、ありがとう!」でした。愛児園にぴったりなテーマだと思いました。今、与えられているこの環境、この時間、そして共にいる仲間、先生、家族。「今」を感謝し生きること。そんな子どもたちの様子を見て、私も感謝にあふれた運動会でした。
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親子遠足に参加して 2015年4月21日
今年の親子遠足は好天に恵まれ、豊橋市の「のんほいパーク」に行ってきました。例年以上にお父さんの参加が多くありました。
到着が予定より10分ほど遅れ、ホッキョクグマの餌付けに間に合わないと思ったのですがみんなで走って行くと、係の方が何度も追加してくださり園児は大喜びでした。
小動物との触れ合いタイムも大目に見ていただきました。短い時間でしたが、恐竜博物館も覗くことができて充実した一日でした。
バスの運転手さんも丁寧な運転と対応で、バスレクにもみんなで安心して参加できました。お父さんお母さんの新しいキャラも見られ、楽しむことができました。
感謝します。
園長
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2014年度

卒園記念
卒園式を迎え 2015年3月21日
今年も卒園式を迎えた。それぞれによく成長したと思う。きっと、小学校でも自分の道を立派に歩んでくれることだろう。
アワナクラブで日々成長する姿を見ることが楽しみだ。前年度の卒園生も、一年間を立派に歩み通した。
最初は心配もあるが、適応力には愛児園パワーを感じる。
保護者も、入学後の姿…自分で自分の歩みを決める姿に、愛児園での日々を思い起こすことだろう。
そんな声を聞かせていただくのは、園としても感謝だ。小学校高学年から思春期を経て大きく成長するのがとても楽しみだ。   
園長
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卒園に寄せて① 2015年4月
愛児園には、今4年生になる長女の入園から次女のこの度の卒園まで7年間お世話になりました。
長女がまだBさん(年中児)になる頃までは、私は感情のコントロールがとても下手で、よく長女に対してイライラしていました。
特に、マイペースでのんびり屋の長女の朝の支度に対しては、とても見守る姿勢ではおれず毎日の様に口うるさく注意していました。
自分は"お母さん"に向いてない…と、ちいろばさんのスタッフさんである教会員の方や先生に話を聞いていただいた事もあります。
園長先生に話を聞いて頂いた際に、「お母さんが今、一生懸命悩んで寄り添おうとしているその◯◯ちゃん(長女)にきっと助けられる時がきますよ。」と言われたことがあります。
その時はその園長先生の言葉に私は半信半疑でしたが、今になってその言葉通りだと実感しています。
以前、次女が何かやっていて思い通りにならずスネる様な態度で別室に行ってしまった事がありました。その時、私はその態度に対して次女に口出ししかけたのですが、その状況を最初から見ていた長女が「お母さん、ちょっと待っててあげて。△△ちゃん(次女)は今、気持ちを落ち着けに行ってるから、きっとすぐに元に戻って出てくるから。」と私に話してくれました。
私は、長女の言葉で"待つ"ことができました。
そんなふうに周りをよく見て、状況に応じた行動をとれる様になった我が子に驚き、とても嬉しく感じました。
他にも長女に沢山助けられながら、そして先生方から育児の助けとなる言葉を沢山聞き、子どもと向かい合う姿勢を見せていただく中で、「自分が少し変わってきた」と実感できる時期がありました。
今は子供たちといる時間が本当に幸せで、子ども達の事がとても愛おしいです。
親子共に、心の成長をさせて頂いた愛児園には大変感謝しています。
ありがとうございました。
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卒園に寄せて② 2015年4月
愛児園との出会いは、家族で買い物に出かけた帰り道、ふと目に留まった協会の柵に取り付けられた『ハレルヤ愛児園』という看板が目に入ったことでした。
愛児園は、少人数で縦割り保育。
私が子どもを通わせたいと思っていた、先生の目が届く少人数の園、という希望にぴったりの園ということ。異年齢児とも触れ合える縦割り保育も魅力的で、愛児園への入園を希望しました。
始めに、未就園時クラスのちいろばクラスに参加させていただきました。
長男の子育ては何もかもが初めてで不安でしたし、頼れる人も近くにはおらず心細い思いがありましたが、ちいろばクラスのスタッフの先生方が暖かく迎えてくださり、子育ての相談にものっていただいたり、園長先生による教育メッセージでは、子育てのヒントをたくさん学ばせていただきました。
そして紹介してくださる暖かい聖書の言葉。先生方に助けられ、緊張していた心も次第にほぐれていきました。
園に入園してからも、担任の先生、主任の朗子先生、園長先生、スタッフの方々が、子ども一人一人の個性に合わせ、しっかりと向き合ってくださいました。
できないことは繰り返し繰り返し。
子どもが自発的に動ける環境作り。
子ども自ら考えることができるような言葉かけ。
先生方には、十分子どもたちと真剣に関わっていただいていますが、それでも、子どもたちがより良い園生活を送れるよう、先生方は常に考え、見直しをされています。
見直し、変化を続ける園は、なかなか無いと思います。
先生方の子どもたちに対する強いお気持ちに、本当に感謝しています。
これから子どもたちが新しい生活を送る上で、愛児園でのたくさん経験が糧となるでしょう。
先生方、子どもたちをサポートしてくださったスタッフの皆様本当に有難うございました。
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